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綿わた布団に見える薄っすら透けて見える斑点につきまして。
お客様から時々「お布団の内側に黒っぽい点がありますがカビではないでしょうか?」とのお問い合わせがあります。お答えは「安心してご使用ください」となります。その斑点の正体をお書きします。
その正体は、綿花を採取した際に混ざりこんだ茎やガクの一部。
上記の写真のように綿わたの素材というのは花が咲いた後、実をつくり秋にはじけて綿毛が姿を表します。この白い綿毛を使用します。
綿を生成する際に布団の中綿素材となる綿毛以外の枝や茎などを取り除きます。
しかし枝や茎を100%完璧に取り除く事は困難で、茎等の一部が綿毛に混入してしまします。「白い綿わた」の中に混ざりこむ為、一般的な色柄のついた「プリント側生地」では透けないため見る事はありませんが「白または生成りの無地」の側生地を使いますと表面に透けて見える事があります。
上の画像は京都「眠むの木」が綿わた布団の詰めわたに利用している最高級のメキシコ綿100%の綿わたです。最高級の「インド綿やメキシコ綿」でもやはりプツプツ小さな斑点が見受けられます。
カビの見分け方としては
上記の写真のように、生地の表面ではなく、内側にある茎やガクの欠片が透けて見えたものになります。
自然の植物から採取する「わた」のため、正規の綿わたと言えども茎その他の素材の一部が混入致します事ご理解の程お願いいたします。
★結論★
新品時に生地の内側にこの小さな斑点は綿花の素材の一部であり、ご使用上は全く問題はございませんので安心してご使用ください。
★ご注意★
ただし、暫く使用された後で生地の表面・外側に黒い斑点が生じた場合は「黒カビ」の可能性がありますのでご注意ください。