布団の豆知識 布団の寿命

■お布団にも寿命はあるの?

今、使っている布団を、あなたはいつ買ったか覚えていますか? たぶん正確に答えられない人が多いはずです。でも、ふとんにも寿命があるのです。 ふとんは、テレビや冷蔵庫のように、故障して使えなくなる…と言う事がありません。そのため、ふとんの寿命が 過ぎても、気づかずに使っている人が多いようです。

お布団の素材としては、昔からあった「木綿わた・コットン」最近では掛布団の主流になった「羽毛布団」「ポリエステルわた」や「羊毛・ウール」 があります。夫々の素材には、繊維の特性があります。もちろんメリットもある半面、デメリットも持ち合わせています。その素材の持つ「メリット」の部分が長年使用されて、機能が発揮できなくなる…その時点で「お布団の寿命」と言えます。

お布団の寿命に大きく関わる一つの要因に「寝汗」があります。汗って舐めればしょっぱい…そうです、塩分や僅かですが脂分また、新陳代謝によるイロイロな老廃物等も微量ながら含まれています。

昔から寝汗は、一晩にコップ一杯、又は牛乳ビン一本分の量が出ると言われています。水分は日干し等で、取り除けますが、塩分や脂分は、中わたの繊維に絡みつき、どんどん繊維が、塩分や脂分でコーティングされていくことになります。


3年使用したとして、その塩分や脂分は、相当な量となってしまします。天然繊維の機能が優れているといっても、塩や脂が繊維に絡んでしまえば、以下に優れた機能でもそれを活かす事が出来なくなる訳です。

メンテナンスの方法としては、お買い上げ後3年前後で、お布団の丸洗いをお奨めします。以前は、ドライクリーニングが、一般的でしたが、今日では、水またはお湯での丸洗いが、お布団のクリーニングの主流となっています。

ただし、その状態によって、中わたを取り出し、「打ち直し/リフォーム」をする事で、お布団の機能を蘇らす事が出来ます。綿わた、ポリエステルわた、もちろん近年では掛布団の主流になっている「羽毛布団の打ち直し・リフォーム・仕立て直し」も可能になっています。  

■買い替え以外の3つの方法

ふとんのお手入れ方法には、日頃の天日干し等と、打ち直し(リフォーム)と、丸洗い(リフレッシュ)があります。 打ち直し・リフォームは、側生地を取り替え、わたや羽毛の機能を回復させるのが主な目的です。 打ち直しの料金は、地域や店、足しわたの質と量 などによつて差があります。丸洗いはふとんを丸ごと水洗いし、ダニを大幅に 減らします。

★まずは羽毛布団の打ち直し・リフォームをご紹介いたします

羽毛布団の打ち直し まずは、ダウンのチェック

お手持ちの羽毛布団のダウンを取り出し、ダウンチェッカーにてきっちりダウンの状態を分析します/ 大切な羽毛布団をお客様からお預かりする事になりますので、必ず羽毛布団の生地の一部を解き、3g前後のダウンを出して、きっちりダウンの状態をチェック致します。チェックの模様をビデオ撮影し10〜20分の動画に纏めて、具体的なご提案とお見積りをさせていただきます。


ダウンの検査

ダウンのダストや変形ダウンの状態を完全にチェックしお好みの状態に打ち直し・リフォームするためのご提案を致します


劣化状態を確認

ホコリは、除塵しその後ダウンを温水で完全洗浄し蘇らせます。正に「リボーン計画」と言う事になります


羽毛布団の打ち直し・リフォームの画像

羽毛布団のリフォームはこちらです。解体から充填まで画像で詳しくご説明していますのでご参照下さい


区切り

下のページは、羽毛布団の原料・グース飼育農場の現場から、洗浄・縫製・充填まで、今までの経験と資料をもとに作成したページです。相当長いページですが、読み終えた時、きっと貴方もプロレベルの情報を手に入れていただけるものと存じます。お時間を掛けてお読みください。(笑)

羽毛布団のリフォームの画像

リフォームは、「得か損か」今手持ちの羽毛布団によって違います。羽毛布団の知識はこちらをご参照ください。

■羽毛布団以外のお布団の場合…こんなになったら寿命かな?

お手入れの目安は敷布団は約5年ぐらいでチェックしてください。お近くの布団専門店にご相談下さい。 ふとんは詰めものの種類や、掛・敷きなどにより 寿命が違います。素材別の目安は次のとおりです。

お布団の種類 こんな状態になってしまったら… 対処方法
◎ 綿ふとん ぺしゃんこである。
日に干しても膨らまない。
以前より 重く感じる。寝たとき床つき感があるなど。

お手入れ方法:

3年前後でお布団の丸洗い、また5年前後で布団の打ち直し・仕立て直し・リフォームをお奨めいたします。 打ち直しは3回を限度にし、10年経過したら買い替えのご検討をして下さい。

◎ 羊毛ふとん 弾力が感じられない。
起きたときふとんがじっとりしている。中のわたがダマになっている。 キルティングがほつれているなど。

お手入れ方法:

掛・敷きとも5年経過したら打ち直しや買い替えのご検討をして下さい。
最近新製品の価格が下がってきました。リフォームの場合とほぼ同価格になります。買い直し…
◎ 羽毛ふとん 以前に比べて暖かくない。
襟元がすーすーする。キルティングがほつれているなど。
羽毛が時々出てくる

お手入れ方法:

5年に一度は傷み具合を点検し、業者によるお布団の「水又はぬるま湯での丸洗い」を推奨いたします。また10年を過ぎればリフォームをご検討ください。
◎合繊ふとん ぺしゃんこである。
寝たときに床つき感があるなど。

お手入れ方法:

掛・敷きとも、2〜3年で、業者によるお布団の「水又はぬるま湯での丸洗い」を推奨いたします。5年経過したら打ち直しや買い替えのご検討をして下さい。 ホコリに敏感な方、丸洗いはこちらをご参照ください!
◎ 真綿ふとん 中のわたが固まった感じがする。
ぺしゃんこであるなど。

お手入れ方法:

5年に一度は傷み具合を点検し、傷みがひどければ買い替えをご検討ください。 リフォームは出来ません。水洗いは不可で、ドライクリーニングを推奨。国内仕上げの場合、足しわた加工が可能の場合もございます。

「眠むの木」では販売時点で商品タグにご購入年月日を書き込んでおりますので上記のリフォーム/リフレッシュのご参考にしていただくようお願いいたします。リフォームに関しましてはお近くの布団専門店にご相談されるのが一番ですが、お近くにお店がない場合は、お気軽にメールでお問い合わせ下さい。

●いろんなお布団のお手入れ方法はこちら

●羽毛布団の選び方はこちら


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