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アレルギーの知識

アレルギーとは

「変わった反応」というギリシャ語で、抗原抗体反応という免疫学的なメカニズムに基づいた生体に不利益をもたらす病的な反応を指します。T型からW型までの4つに分類される。アトピーとは遺伝的傾向の強い過敏症を起こす体質を指す。

原因物質がアレルゲン

アレルゲンは、数多くあり、まだその全てを調べるのはムリなようです。アレルゲンは人によっても違い、同じ人でも成長と共に変化したりする。乳幼児での五大アレルゲンは、卵、牛乳、小麦、米、大豆と言われています。しかし、成長と共に、ハウスダストやダニがアレルゲンの主なものになっている場合が多くみられます。

アレルギーの現状

アレルギー様症状を示す人は3人に1人と言われ国民病となっています。特に、都会の乳幼児では2人に1人の状態と言われています。以前は、成長すると自然に治ると言われていましたが、最近では、なかなか治らなかったり、大人になってアレルギーになる人もふえてきました。乳幼児のアレルギーは、成長と共にアトピー性皮膚炎から、ぜんそく、鼻炎と移行することが多々あります(アレルギーマーチ)。

アレルギー対策

薬物による治療や、食事による治療や、環境を整えることが対策となります。根本はアレルゲンの除去で、寝具の丸洗い(洗濯)、日干し、ほこりの吸取りが重要です。ケアとしては、体を清潔にし、皮膚を鍛える事。タバコや石油ストーブに注意し、ペットを遠ざけ、寝具素材(各種助剤のないもめんなど)や手入れに注意するなどが上げられます。

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